趣味のページ
このサブページは趣味のページです。ホームページの開設者をはじめ多様な人達が寄せてくれた、それぞれの個人的な随筆、体験記、意見などを掲載しています。

HOME武山特許事務所の業務内容プロパテント知的財産権をめぐる話題趣味のページ


 JASRAC-ヤマハ(音楽教育を守る会)・京都大学入学式式辞

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽教室から著作権料を徴収する方針を決め、来年1月の徴収開始を目指し、教室を運営する各社に使用料を年間受講料収入の2.5%とする規定案を提示し、意見があれば回答するよう要請している。これに対して音楽教育を守る会に所属するヤマハ音楽振興会が、「教室での演奏には著作権は及ばない」として、JASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を固め、音楽教育を守る会の他社に参加するよう呼びかけた。

政府は、民進党の宮崎衆議院議員が提出した質問主意書に対し、「音楽教室における著作物の演奏であることをもって、直ちに著作権者の許諾を得ることなく演奏できるとはされていない。音楽教室の演奏が公衆に直接聞かせることを目的とし、聴衆から料金をとったり、演奏者に報酬が支払われたり、営利目的の場合には、著作権者の許諾を得る必要がある」との答弁書を決定した。著作権法では、公衆に直接聞かせることを目的とせずかつ営利目的でなければ、著作権者の許諾を得る必要はない。

京都大の山極総長が今春の入学式で、昨年にノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランさんの歌詞を引用して述べた式辞を、京大がホームページに掲載したことについて、楽曲を管理するJASRACが、歌詞の使用料が必要になる可能性を伝えていたことがわかった。JASRACの広報担当者は「まず利用状況を問い合わせる趣旨で電話をした」とし、京大の広報担当者は「使用料発生の可能性については聞いたが、具体的な請求金額などは聞いておらず、JASRACからさらに連絡がない限りは対応しない」としている。

この事件について、京都新聞が「昨年ノーベル文学賞を受賞した米歌手ボブ・ディランさんの歌の一節を、京都大の山極総長が取りあげた4月の入学式の式辞について、JASRACがウェブ上に掲載した分の使用料を京大に請求していることが、関係者への取材で分かった」と報道した。これに対してJASRACの広報担当者は「利用状況の確認という形で、手続きをするように案内はした。一般論としては、歌詞や楽譜をWebサイトに掲載する場合、利用の手続きが必要」と説明した。

京都大学のホームページの平成29年度学部入学式式辞をみると、おおよそ全体の1/10程度の部分にボブ・ディランさんの歌詞(原文+和文)が引用されている。山極総長は「常識にとらわれない自由な発想」についてボブ・ディランさんの歌詞を引用して「答えは本にも載っていないし、テレビの知識人の討論でも得られない。風の中にあって、それが地上に落ちてきても、誰もつかもうとしないから、また飛んでいってしまうという気持ちを表したもの」と説明。

さらに山極総長は「大学には、答えのまだない問いが満ちています。しかし、その問いに気づくためには、利己的な考えを脱ぎ捨てて、この世界を新しい目でながめる必要があります。常識にとらわれない発想とは、これまで当たり前と思われてきた考えに疑いを抱いたとき、それに目をそらさず、真実を追究しようとする態度から生まれます。どんな反発があろうと、とっぴな考えと嘲笑されようと、風に舞う答えを、勇気を出してつかみとらねばならないのです」との考えを伝えた。

最高裁は、「他人の著作物を正当な範囲内で引用することを認めている」、引用に該当するためには「引用を含む著作物の表現形式上、引用して利用する側の著作物と、引用されて利用される側の著作物とを明瞭に区別して認識することができ、かつ、右両著作物の間に前者が主、後者が従の関係があると認められる場合でなければならない」と判示した。京都大学の入学式式辞を読む限り、引用した部分は明瞭に区別され、引用部分が従であることも理解できる。JASRACは、他人による正当な著作物の利用について、寛容になるべきである。



 本音と建前−私人と公人を使い分ける夫婦

安倍晋三首相の妻昭恵氏には第1次安倍内閣だった2006年から非常勤のスタッフが1人つくようになった。第2次安倍内閣の発足後に拡充され、常勤2人、非常勤3人の計5人態勢になった。首相は「安倍内閣になって、海外出張が格段に増えている」と理由を説明した。さらに、昭恵氏には交通費なども第1次、第2次内閣を通して、公費から計145万円支出されている。日当については、「第2次政権以降は(受給を)お断りをしている」(首相)とのことである。

首相は、学園が開校予定の小学校の名誉校長になっていた昭恵氏について、「私人だ」と主張。これに対して、野党側は「学園のパンフレットや講演会でも『内閣総理大臣夫人』の肩書で紹介されている。明らかに公人だ」と批判した。これに対して、政府は閣議で、昭恵氏について「公人ではなく私人であると認識している」との答弁書を決定した。しかし、昭恵氏付政府職員は昭恵氏の指示を受け、財務省に問い合わせ、その結果を学園側にファクスしているではないか。

安倍晋三首相は衆院予算委員会で、憲法記念日に合わせて改憲派集会に寄せたメッセージで、2020年までに憲法を改正したいなどと述べた自身の発言について、「国会における政党間の議論を活性化するためのものだ」と述べた。一方で「憲法を議論する場は本来は憲法審査会であろうと思う。この場(予算委)に立っているのは自民党総裁としてではない。内閣総理大臣としての責任における答弁に限定させていただき、どうぞ憲法審査会で活発な議論をされたらどうか」と述べ、具体的な説明はしなかった。

さらに、自民党が12年に発表した改憲草案と自身の発言の整合性を問われると、「自民党総裁としての考え方は相当詳しく読売新聞に書いてある。ぜひそれを熟読して頂いてもいい」と発言。「新聞を読めなんていう、そんな馬鹿なことはない」と反発されると、首相は「ここで、党総裁としての考えを述べるべきではないというのが私の考え方だ。自民党総裁としての責任を伴うリーダーシップとして申しあげているわけで、改憲草案を取り下げるかどうかということではない」として、草案を撤回する考えはないとした。

委員会室は騒然とし、浜田委員長が首相に「一部新聞社の件等々あったが、この場では不適切なので、今後気をつけて頂きたい」と注意した。萩生田官房副長官は「(首相は)むしろ、憲法審査会で議論が深まることを期待すると答弁している。政府等の立場を考えながら、今後とも言葉を尽くし、国会に対する責任を十分に果たしていきたい」と述べた。これに対し、民進党の泉理事は「(首相と党総裁の)立場は切り分けられない。あのような答弁が許容されれば国会議事録の空洞化、形骸化が進む」と訴えた。

伊吹・元衆院議長は「次の選挙で(発議に必要な衆参各院の)3分の2を維持できる保証はない。今を逃すとなかなかチャンスがない」とし、額賀・元財務相も「具体的に問題を提起して、本格的な議論を進めてほしいという思いだろう」と評価した。石原・経済再生相は「(戦力不保持をうたう)2項との整合性が非常に重要になってくる。整合性がとれるのであれば、一つのアイデアだ」と指摘し、石破・前地方創生相は「草案をどう扱うのかが一番大事だ。憲法前文と9条1、2項との整合はどうなるのか」と批判した。

いずれにしても、首相として、自分の考えを述べずに「新聞を読めと」答弁し、党総裁として本音を述べるような人は信用できない。



 自衛隊の根拠規定を追加する憲法改正提案に隠れた本音

「衣の下の鎧」は、平清盛が息子の重盛に鎧姿をかくすために上に衣をまとった故事かからうまれた言葉で、「体よく取り繕ったうわべの下から覗いている本音や本心」という意味。また後漢の光武帝が、隴を包囲して攻撃している部下の将軍に対して「城が落ちたら、南の蜀をうつがよい」と手紙を送り、次の計画の話をすすめた故事から生まれた「隴を得て蜀を求む」は、「一つの望みが達せられると、さらにその上が望まれること。欲望にきりがないことのたとえ」という意味。

安倍晋三首相は5月1日、超党派の国会議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」の大会で、「いよいよ機は熟してきた」「(日本国憲法の施行70周年という)この節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す」とあいさつし、憲法改正に強い意欲を示した。そして、「憲法を不磨の大典と考える国民は非常に少数になってきた。もはや改憲か護憲かといった抽象的で不毛な議論から卒業しなくてはならない」、「圧倒的第1党として現実的かつ具体的な議論をリードしていく決意だ」と述べた。

一方、公明党の山口代表は5月2日、「さまざまな世論調査をみても、国民が改正について議論してもいいのではないかと挙げる項目は、かなりまちまちで多岐にわたっている。それだけ、コンセンサスがまだ十分にできていないということの証左だろう。いまの国会の議論も、衆院と参院の憲法審査会でそれぞれ議論しているが、衆参で議論の進め方や進み具合にだいぶ差がある。国会での衆参の議論がしっかりと深まっていくことが大切」などとコンセンサスができていないことを強調した。

さらに安倍首相は5月3日、日本会議が主導する美しい日本の憲法をつくる国民の会などの改憲集会にビデオメッセージを寄せ「多くの憲法学者や政党には自衛隊を違憲とする議論が今なお存在する。あまりにも無責任だ」として、自衛隊の根拠規定を9条に追加すべきとの考えを強調し、「2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい、と強く願っています。私は、こうした形で国の未来を切り拓いていきたいと考えています」などとの考えを示した。

これに対して公明党の北側副代表は「自衛隊は非常に使命や責任感を負って活動している。(憲法に)きちんと明記していく考えは十分理解できる」、「公明党の主張に沿った考えだ」と評価した。公明党の山口代表は「自民党総裁として意欲的な提案をされた」と首相のメッセージに触れつつ、「これから国会で十分に深く議論され、国民の理解を伴い、合意がつくられていくことが望ましい」と拙速な改憲には慎重な考えを示した。憲法改正に積極的な日本維新の会も首相の発言を歓迎した。

民進党の蓮舫代表は「首相は口を開けば言う憲法改正の条項が違う。なぜ改正をするのかが全く見えなくなってきた」、「立憲主義を踏みにじり、自分のレガシー(遺産)のために改憲したいんじゃないか」と批判した。 共産党の志位委員長も「海外での武力の行使がまったく無制限になるという大変重大な改悪になる」、「2020年という年限、9条改憲を表明したのは極めて重大、絶対に許さない」と語った。社民党の吉田党首は「公明党が同様のことを『加憲』という形で常々言っていた。公明党を引き込むためのニュアンスじゃないか」と述べ批判した。

安倍首相について、長谷部早大教授は憲法記念講演会で「『あなた手術しましょう、どこを切るかはあとで考えましょう』。今の改憲論は必要もないのに、とにかく手術を薦める医師のようで、信じないほうがいい」と語った。安倍首相の考えを忖度すると「反対が強い条項は後に回して、とりあえず公明党が賛成しやすい内容の改憲をとにかく実施したい」といったところであろう。本当に変えたい条項を衣の下に隠して改憲を行った後に、さらにその上の改憲を意図していることは明白である。



 リンク集

 Jリーグ
Jリーグ公式サイトのホームページです。
 グランパス
ナゴヤグランパスエイトのホームページです。
 日本野球機構
日本野球機構のホームページです。
 中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズのホームページです。
 日本相撲協会
日本相撲協会のホームページです。


HOME武山特許事務所の業務内容プロパテント知的財産権をめぐる話題趣味のページ